Pick a door! Any door!

Please do not lean on a door (photo by Tim Young)

X Please do not lean on a door

Tim says:

Yes, you guessed right: this is another example of “a/the” confusion.

“A” is not specific. Therefore, “a door” could be ANY door. It sounds as if this sign is telling us to never lean on any doors, ever! (Although we would be more likely to write such a sign using the plural form: “Please don’t lean on doors.”)

Of course, this sign is telling us not to lean on a specific door that is near the sign, so “the” is needed.

O Please do not lean on the door

Ayumi says:

日本人にとって冠詞はとっても難しい。けれども冠詞には大切な役割があって、話し手や書き手の気持ちが含まれるのです。正確に理解するためには、冠詞をおろそかにするわけにはいきません。
今回のサインもよくある間違いで、
Please do not lean on a door.
と不定冠詞を使ったのでは、どのドアでも構わないことになってしまう。
でも、このサインの意味するところは、日本語には表れない「このドアに寄りかからないでください」なのです。
日本語には冠詞がないけれど、ここでドアと言えばこのドアであることはわかるでしょ?という共通理解があります。英語では”the”の中にこの「どのドアのことかはわかるよね?」が含まれている。
“the”は「以心伝心」の冠詞だと私は呼びたくなる。

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